Transportation

携帯電話、ノートパソコン、カメラ等のリチウム電池を含む電子機器を携帯して航空機にご搭乗される場合は、国際民間航空機関(ICAO) の危険物安全輸送に関する文書に定められた法令及び中国民用航空局の危険物の航空輸送の管理に関する規定に示された要件に従い、以下の安全に関する注意事項を遵守してください:

I. 以下の点にご留意ください

1. 破損したリチウム電池、またはリコールされたリチウム電池は、航空機での運送が禁じられています。

2. 電力定格が明記されていない、または不明確であるリチウム電池およびモバイルバッテリーの運送は禁じられています。リチウム電池やモバイルバッテリーは正規品を購入しましょう!

3. 160 Wh を超えるリチウム電池を搭載した電子機器、または予備のリチウム電池を携行して航空機に搭乗することは禁じられています (リチウム電池搭載の電動式車椅子は除く)。

4. リチウム電池を内蔵した電子機器を受託手荷物としてお預けになる場合は、必ず電源を完全にお切りください(スリープモードは不可)。電子機器の電源がONになる可能性のあるアプリ、アラームあるいはプリセット機能をすべてOFFにし、電子機器の電源が不意にONになることを防いでください。

5. 電動の乗り物(ホバーボード、電動スケートボード、セルフバランスボードなど)は、機内持ち込み・受託手荷物としてのお預かりともに禁止されています。


II. 予備のリチウム電池およびモバイルバッテリー

1. 予備のリチウム電池およびモバイルバッテリーを受託手荷物として輸送することは禁止されています。必ず機内持ち込み手荷物に入れてください。

2. モバイルバッテリーは、フライトの全行程にわたって電源をお切りください。モバイルバッテリーは、機内での電子機器の充電にご使用いただけません。機内でモバイルバッテリーを充電したり、モバイルバッテリーの他の機能を使用することもできません。


III. 電子機器の携帯要件

1. 航空機に搭載できる電子機器は個人使用のものに限ります。また、予備のリチウム電池はご携帯される電子機器に適合するものである必要があります。

2. 電子機器および予備用バッテリーはリチウム含有量が2g未満、またはリチウムイオン電池はワット時定格量が100Wh以下の場合、申告する必要はありません。電子機器はお1人様15個まで、予備のリチウム電池は20個まで機内持ち込みが可能です。

(ほとんどの携帯電話の定格量は3~10Wh、一眼レフカメラの定格量は10~20Wh、携帯用カメラの定格量は20~40Wh、タブレットやノートパソコンの定格量は30~100Whです。)

3. 電子機器および予備用バッテリーのリチウム含有量が2g以上8g未満(ただし携帯型医療用電子機器にのみ適用)、または100Wh以上160Wh未満のリチウム電池を搭載した電子機器および予備のリチウム電池は、事前に中国南方航空に申告し承認を得ていただく必要があります。機内に持ち込める予備のリチウム電池は最大2個までに制限されています。

4.160 Wh を超えるリチウム電池を搭載した電子機器、または予備のリチウム電池を携行することは禁じられています (ただしリチウム電池搭載式の電動車椅子を除く)。


IV. 予備用リチウム電池を飛行機で安全に輸送するための対策

傷、衝撃、短絡などによる爆発や燃焼を防止するため、電子機器をご購入時の小売り用包装容器に収納するか、あるいは端末を絶縁する(粘着テープなどで剥き出しの端末を保護するか、別々のビニール袋もしくは保護パウチに電池を一つずつ収納する)などの措置を行ってください。