目や耳の不自由なお客様

一、定義

盲人旅客とは、両目を失明された、或いは目を原因とする障がいがある(弱視のために行動が不便でその他の補助設備の助けが必要な)成人旅客の方を指します。

聾唖旅客とは、両耳の聴力に欠陥があり、お話になれない旅客の方を指し、耳の疾病を有していたり、聴力が弱い旅客のことではありません。


二、数量制限

目の不自由なお客様について、フライト1便ごとに搭乗いただける人数に制限がございます。事前に弊社の問い合わせ窓口にてサービスを申し込んでください。また、耳・言葉の不自由なお客様の人数に関して制限はございません。


三、サービス分類

1、同行者がいらっしゃる盲人旅客の方は、満18歳以上で民事行為能力を有する成人旅客の方のみが付き添い同行できます。そのような盲人旅客の方には一般の普通旅客に基づいた輸送をさせていただきます。

2、盲導犬/聴導犬が歩行補助をする盲人旅客/聾唖旅客の方;

3、成人による同伴と盲導犬による歩行補助がない盲人旅客の方。


四、申請期限

補助犬(盲導犬、聴導犬)を機内へ同行したいお客様は、ご予約の際に予め申し込む必要がございます。遅くても出発の48時間前までにお申し込みください。


五、申請方法

旅客ご本人又は保護者の方は《特殊旅客搭乗申請書》(一式二部)にご記入いただくと共に、サービスドッグの身分と検疫の証明をご提供いただき、中国南方航空直属のチケット販売、お客様サービスセンター95539、若しくは授権代理人に対して手続きを行っていただく必要があります。


六、適用チケット価格

介助犬を同伴するお客様には特別割引運賃などが適用され、介助犬の機内持ち込みは無料です。

介助犬を貨物室に預けることに同意される場合は、ケージとドッグフード込みで無料にて輸送いたします。 介助犬の輸送は、小型動物の輸送規定に従って行われます。


七、変更と払い戻し

当該サービスをすでに適切にご予約済みの旅客の方がフライトや日時をご変更になったり、当該サービスを取り消される場合、必ずチケットの使用規定に基づいたお手続きが必要です;チケットご変更後、これらのサービスを依然として必要とされる場合、申請手順に基づいて改めてサービスのお手続きをお願いします。

お客様がご予約されたフライトに不正常な事態が発生した場合、当社では:

1、旅客の方のご同意を得た後、特殊旅客及び同伴者の方を特殊サービスがご提供できるフライトに無料でご変更させていただきます;

2、旅客の方のご同意を得た後、特殊旅客及び同伴者の方の自らの意思によらない払い戻し処理を行います。


ご案内

1、耳の不自由なお客様は、本サイト「お問い合わせ」ページ記載の現地中国南方航空営業部、もしくは中国南方航空の公式サイトや携帯アプリから、チケットを予約してください。

2、人工内耳などの補聴装置は、機内へ持ち込むことができ、運航中はいつでもお使いいただけます。予め申し込んでおく必要はございません。杖、歩行補助器は、機内へ持ち込むことができますが、床の上に平にして置く必要があります。通路に突き出したり、非常口を塞いたりすることは禁じられています。折りたたみ不可、または座席の下に収納できない杖の場合、客室乗務員が一時お預かりさせて頂きます。上記補助設備の持ち込みに関して、別途費用がかかることはございません。

3、サービスドッグを帯同される旅客の方は、一般旅客の搭乗手続きが終了する2時間前に空港にて搭乗手続きを行って下さい。チケットご購入とご搭乗の際に、サービスドッグの身分証明と検疫証明をご提示ください。国際線及び地区路線のフライトの場合、関連する入出国若しくは通過国の動物許可証明もご提供いただく必要があります。

4、客室内に帯同される盲導犬には、搭乗前にマスク及びリードを装着させると共に、旅客ご本人の足元に伏せさせ、客室内で座席を占有したり、勝手に走り回ることはできません。

5、航空機の飛行中、盲導犬に少量の飲み水を与える以外、エサを与えることは禁止です。航程が比較的長く、途中でエサを与える必要がある場合は、経由地の地上で給餌していただかなくてはなりません。給餌のための食物は旅客の方にご準備いただく必要があります。

6、短頭犬種は気道が狭いため、輸送過程にて呼吸問題が発生しやすく、死亡に至ることもあります。このため、お客様の犬の保護のため、短頭犬種をサービスドッグにすることはお勧めしません。

7、中国税関総署公布の「愛玩動物を携帯しての入国検査における検疫監督管理作業の更なる規範に関する公告」に基づき、2019年5月1日より、旅客の方がサービスドッグを帯同して入国される場合、中国税関に対して、輸出国家又は地区の公式動物検疫機構が発行した有効な検疫証明書と狂犬病ワクチン接種証明書をご提出の上、ペットには有効なマイクロチップが埋め込まれている必要があります。(詳細はこちらをご覧ください:小動物輸送規則)