Baggage compensation

賠償責任

1. 中国南方航空は、手荷物の受託からお客様への引渡までに発生した受託手荷物に係わる遅延、紛失、破損に対して責任を負います。

2. 中国南方航空は、遅延、紛失、破損を避けるために必要なあらゆる措置を講じたこと、またはそうした措置を講じることが不可能であったことを証明できる場合は、責任を負わないものとします。

3. 中国南方航空は、受託手荷物の破損がその物品の性質、品質、欠陥によって発生した場合は、責任を負わないものとします。

4. 受託手荷物に含まれる物品がお客様に傷害をもたらす、あるいは荷物に損害をもたらす場合、中国南方航空は責任を負わないものとします。 お客様の荷物が他人に傷害をもたらす場合、あるいは他人の物、または中国南方航空の財産に損害をもたらす場合、このお客様は中国南方航空の損失を賠償し、全ての費用を払わなければなりません。

5. 本来受託手荷物としてお受けできない物品が紛失または破損した場合、中国南方航空は、通常の受託手荷物に対する補償に基づく補償責任のみを負うものとします。

6. インターライン輸送の場合、中国南方航空は自社運航区間で発生した損害のみについて責任を負うものとします。


補償の限度

1. モントリオール条約の条件を満たすフライトでは、それぞれのお客様がお預けになる手荷物と機内持ち込み手荷物に対する賠償責任の上限は1288 SDR(特別引出権)となります。

2. ワルシャワ条約の基準を満たすフライトでは、お手荷物の賠償責任の上限は1キロあたり17 SDRとなります。紛失したお手荷物の実際の損失額がこの基準に満たない場合は、実際の損失額に応じて賠償額が支払われます。機内持ち込み手荷物の損害賠償の上限は332 SDRです。SDRの価値はおよそ1.37ドルであり、交換レートは変動します。

3. お預けになる手荷物の重量がお客様の航空券に記載されていない場合は、賠償額を計算するために使用される手荷物の数は、お客様のキャビンクラスで無料でお預けいただける数を超えないものとします。


請求および訴訟における時間制限

1. 苦情の申し出における時間制限

a. お客様は、受託手荷物が紛失した段階で、中国南方航空に請求の申し立てを行うものとします。 請求の申し立ては荷物を受け取る予定日より起算し7 営業日以内に行わなければなりません。 手荷物に遅延が生じた場合、手荷物がお客様に引き渡されてから 21 営業日以内に請求の申し立てを行わなければなりません。

b. 請求はすべて上記で特定した期限内に書面にて提出するものとします。 上記の期限内に請求の申し立てがない場合は、その後中国南方航空に請求を提出することはできません。

2. 請求および提訴は、目的地への到着日、或いは航空機の到着予定日、または輸送終了日から起算して 2 年以内に提起しなければなりません。